ノンフリート等級のメリ・デメ制とは?

保険会社は、契約者間の負担の公平を図るともに、事故防止を促進するため、保険料の割引・割増し制度を導入しています。

 

この制度を「メリ・デメ制」といいます。

 

 

保険加入者の公平を保つ制度

 

保険金を受け取るような事故を起こした人には、次年度から割増しの保険料が請求され、逆に無事故をまもった人には、次年度の保険料が割引される無事故をまもった人には、次年度の保険料が割引される制度のこと。(通称メリ・メデ制)

 

 

 

交通事故の際、保険会社から支払われる補償金は、加入者の支払う保険料の一部からまかなわれています。

 

同じ人が事故を何度も起こせば、全く事故を起こさなくても保険料を支払っている人との間には、当然不公平が生まれますよね?

 

 

不公平感が生まれないように、メリデメ制を導入することで、
事故を起こす人とそうでない人の保険料負担の不公正を平均化することが出来ます。

 

 

事故を起こさない人は、同じ補償内容でも相応の金額で加入することになり、毎年度割引料率が上がっていくので、

 

知らぬ間に保険料が安くなっていた!とビックリするほどのメリットがあります。

ノンフリート等級とは?

メリデメ制をわかりやすく理解するためのシステムがあります。

 

「ノンフリート等級別料率」です。

 

 

自動車保険の情報を集めていると、よく「等級」という単語を目にすることがあると思いますが、このノンフリート等級を指しています。

 

自動車保険業界は、加入者にわかりやすく保険の割引・割増を提示するために、ノンフリート等級のシステムを導入しています。

 

ノンフリート契約

 

等級は、保険の加入時に用いられ保険料決定に関係するのものです。
9台以下の車を保有している場合を「ノンフリート契約」と呼びます。

 

9台以下はノンフリートなので、ほとんどの場合個人はノンフリート契約です

 

同一の個人や法人が10台以上の車を保有し、それらすべてを1つの保険で契約することを「フリート契約」といいます。

 

そのため個人のほとんどの場合がノンフリート契約となります。

 

 

ノンフリート等級には3種類の料率がある

 

ノンフリート等級の割引・割増が適用される料率の種類は、3種類あります。

 

  • 新規契約料率
  • 更新契約料率
  • 2台目以降の新規契約料率

新規で自動車保険を契約する場合、「新規契約料率」が適用されます。

 

 

新規契約料率

年齢区分 6等級内ランク 割引率
全年齢担保 6A等級 30%割増
21歳以上のみ担保 6B等級 10%割増
26歳以上のみ担保 6C等級 割増引なし
30歳以上のみ担保 6E等級 割増引なし
35歳以上のみ担保 6G等級 割増引なし

【年齢条件設定不可契約】 6D等級 割増引なし
【事故歴・無事故歴】 6等級適用契約 6F等級 10%割引

 

 

新規加入1年目は6級からのスタート→その後の流れ

 

等級は1〜20級まであり、それぞれに異なった割引率が設定されています。

 

 

はじめて自動車保険を契約する人は、基本的に6級からのスタートとなります。

 

ただ年齢や保険履歴など条件次第で、おなじ6級でも異なった割引率が存在します。
(※詳しくは上記↑の表を参照)

 

 

例えば、あなたが自動車保険自体がはじめての加入で、26歳だとしたら6c等級が割り当てられ「割増引なし」となります。

 

 

級が上がるごとに割引率がアップし、下がるごとに割増率がアップします。

 

 

等級の仕組みは、「安全運転をし事故を起こさない=保険を使わない」となっていることから、手っ取り早く保険料を安くするには、交通事故にあわないよう安全運転を心がけるのが一番の早道なのです。

 

家族が11等級以上の割引率を持っている場合

 

同居の親族内に11等級以上の割引率を持った人がいる場合は、あなたが新しく加入する際、割引を適用する特約を付けることで保険料が安くなります。

 

この場合は、7等級からのスタートとなりますので、同居のご家族に確認しましょう!

 

特約は各社名称が異なる

 

11等級以上の家族がいる場合、新規契約が7等級からはじめるには、契約の際特約に加入する必要があります。

  • 複数所有自動車割引特約
  • セカンドカー割引特約

損保によって名称が異なりますので、加入の際は特約選択の際に選択をしたり、担当者に確認をするなどしましょう。

等級ダウンの仕組み

無事故は1級づつあがりますが、事故を起こすといっきに3級下がります。一度落ちた等級は、なかなか元に戻すのは難しいです

 

等級は、事故を起こして保険を使うと級がダウンする仕組みになっています。

 

 

級は無事故(もしくは保険利用0)が1年続くと、次年度自動的に1段階あがります。

 

その反面、1度保険を利用すると級は3段階落ちるようになっていて、実に3年分の無事故分が一気に相殺されます。

 

 

まさに、事故を頻繁に起こす人には鉄拳制裁が下されます。
保険料が跳ね上がった上に、元に戻るまで3年の歳月がかかります。

 

等級が3級も下がると、保険料も一気に値上がりします。安全運転がどれほど大事か・・・!その差額は15,000円です

 

仮に契約1年目に事故を起こした場合、6等級から3等級(10%割引→20%割増)となるので、保険料も大幅アップとなります。

 

 

3級になってしまった場合最高割引率60%に到達するには、約15年〜17年間の無事故運転が必要となります。

 

 

いかに、保険を使わずに重大な事故を起こさないよう安全運転が重要か。

 

社会的な意味でももちろんですが、家計にも大きく影響することがお分かりいただけたかと思います。

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